ずっと使えるお醤油差し


日本の醤油は味も色も様々。
皆さんそれぞれお気に入りをお使いのことと思います。
そこで是非、硝子屋さんの廣田硝子といたしましてはお醤油差しも自分のお気に入りを探していただきたいのです。

お醤油の鮮度を保つには、温度を低めに保つこと、空気に触れさせすぎないことが大切とのこと。
使う分だけお醤油差しに移すことで、ボトルのお醤油を新鮮に保てます!


廣田硝子では何十年もの間、様々なかたちのお醤油差しを作ってきました。
今でも他にない豊富なバリエーションをご用意しています。
オンラインショップにもたくさん載せておりますが、比較が難しかったので集めてみましたよ。
大きさ、色味、栓のつくりなど…本当に色々なのでご参考に!





(左から 小注ぎ八角 江戸花切子夏・朝顔 小注ぎ十草透明 復刻醤油差し籠目 復刻醤油差し丸 大正浪漫醤油差し十草

全デザインのうち、代表的な6点です。
奥3点がいわゆる瓶入り卓上醤油として販売されているサイズに近い通常サイズ、手前3点が小さめサイズです。






江戸花切子醤油差しは全柄同じ形で100ml入ります。
復刻醤油差しは120〜150mlで籠目は130mlです。どの形もだいたい籠目と高さは同じくらいなのですが、
菊紋だけ少し背が低め、江戸花切子と同じくらいでかわいらしい印象です。
大正浪漫醤油差しは背が低めなのですが丸い部分がちょっと大き目で145ml入ります。






小さめサイズからは3点、左2点は小注ぎです。ブルーと透明。
左の八角が一番小さく、40ml。真ん中の十草はカタログでは40mlですがもうちょっと入ります(自宅で使ってます)。
千筋四角は50ml入ります。

右は復刻醤油差しの小さめサイズ、丸です。小さめは50ml推奨ですがこれももうちょっと入ります。(これも家で使っています)
復刻醤油差しの小さめサイズは他に四角八角があります。






ここからが写真だとわかりづらかったポイントでして、栓の仕組みが小注ぎだけ違うんです。
型を使って作ったねじ式で、仕組みとしてはこちらのほうが古いものになります。
すり口の醤油さしは70年代に廣田硝子が開発してからガラス製醤油差しのキホンになりました。
どちらもフタのくちばしを伝ってお醤油が出るので胴のほうへお醤油が漏れにくく、机にお醤油が付くガッカリをかなり!!防げます。

使うときはこのくちばしをお皿へ向けて、まっすぐに傾けること。これだけ気を付ければお醤油輪染みガッカリとはおさらばできます。
ねじ式は難しい技術ながら安価に作れるのがよいところ。ですが固く締めてしまうと戻せなくなってしまうことがあります…お気をつけて。
すり口は醤油が固まって栓がくっついてしまうトラブルがありますが、ぬるま湯やお水に

1日〜数日付けっぱなしにすると取れやすくなります。






あと、フタのデザインがそれぞれちょっと違います。
大正浪漫醤油差しと江戸花切子醤油差しは6面のスッキリした形。
小注ぎはシンプルな輪の重なったデザイン。復刻醤油差しの小さめサイズはちょっとぽってり。
復刻醤油差しの通常サイズは、廣田硝子のツバメロゴのレトロバージョンの型模様がついてます。



どうでしょう。少し、お手元にあるイメージ浮かんでますか?
「これだ!」な、お醤油差しと出会っていただけたら嬉しい限りです。
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