雪月花・あられ
Arare -Yuszuki Hana-
かつて日本にやってきた欧米の硝子の中に、どこか和の雰囲気を持った模様のものがありました。鋳物などでよく見かけられた、粒が整然と並んだデザインは「霰(あられ)紋」と呼ばれ、日本で長く愛されてきた模様です。
金型の製造が困難で手間のかかったその硝子は、現代のくらしにあわせてアレンジされて、今も一粒一粒光をうけて輝きます。